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世田谷・大平農園けやきが見守る四〇〇年の暮らし

出版社名 旬報社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-8451-1758-1
4-8451-1758-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 215P 20cm

商品内容

要旨

89歳、最後の女当主が語り継ぐ、東京の原風景と家族のものがたり。小正月・節句・梅仕事・お盆…年中行事に彩られた農的暮らしが、東京の真ん中に存在する奇跡。

目次

プロローグ―けやきのある家
1章 大平家の年中行事
2章 戦前戦中の大平家―私の子ども時代
3章 戦後の食糧増産時代―篤農家だった父
4章 無農薬有機栽培への転換―家族の悲喜こもごも
5章 若葉会の過去・現在・未来
エピローグ―けやきは思い出のすべてに

著者紹介

大平 美和子 (オオヒラ ミワコ)  
1933(昭和8)年生まれ。東京・世田谷で江戸時代より400年続く大平農園の11代目にして最後の当主。代々伝わる東京の年中行事を大切に守りながら暮らす。父の信彌氏は篤農家として知られ、日本で初めてビニールハウス栽培を確立し、全国から研修生を集めた。その後、先代の病気から農薬の弊害にいち早く気づき、夫・博四氏の時代に有機無農薬栽培へ転換。種の自家採取や有機肥料を用いた循環型の農業を現在も続ける
菅 聖子 (スガ セイコ)  
1965(昭和40)年生まれ。編集者、ライター。『世界を救うパンの缶詰』(ほるぷ出版)で第65回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)