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となりの野生動物 暮らし・環境・人との関わり

BERET SCIENCE

出版社名 ベレ出版
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-86064-453-6
4-86064-453-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

動物の視点に立てば見えてくるものがある。野生動物は、私たち人間にとって身近な「隣人」です。私たちはその隣人のことをどこまで知っているでしょうか。野生動物について考えるキッカケになる一冊。

目次

第1章 タヌキ―人に身近なゆるキャラ?(タヌキのイメージ
タヌキおやじ ほか)
第2章 ウサギ―唱歌「ふるさと」はどこに(かわいいうさぎ
臆病なウサギ ほか)
第3章 イノシシ―有蹄類の個性派(猪突猛進
農業とイノシシ ほか)
第4章 カヤネズミ―茅場にすむ小さな哺乳類(ネズミのイメージ
恐ろしいネズミとかわいいネズミ ほか)
第5章 アライグマ―「ラスカル」の顛末(アライグマという動物
ムジナだけでもややこしいのに ほか)
第6章 クマ―日本最大の猛獣?(クマのイメージ
クマという動物 ほか)
第7章 カモシカ―謎の多いウシ科(ナゾの動物
形態的な特徴 ほか)
第8章 サル―賢い野生動物のつらさ(ニホンザル
サルは熱帯の動物 ほか)
第9章 シカ―優美だが恐るべき草食獣(シカのイメージ
奈良のシカのこと ほか)
終章 動物から見た人―動物たちの言い分(動物のイメージと動物学的正確さ
動物たちの言い分 ほか)

おすすめコメント

東京23区にも生息するタヌキ、すみかを追われたウサギやカヤネズミ、人が持ち込んだアライグマ、人里に出没したり、田畑に被害を与えたりするクマやサル、シカ。野生動物は、私たち人間にとって身近な「隣人」です。私たちはその隣人のことをどこまで知っているでしょうか。野生動物の生態から人間との関係性まで、「動物目線」で野生動物を見続けてきた著者が伝える、野生動物について考えるキッカケになる一冊です。

著者紹介

高槻 成紀 (タカツキ セイキ)  
1949年、鳥取県生まれ。専門は動物生態学、保全生態学。東北大学大学院理学研究科修了(理学博士)。東京大学総合研究博物館教授、麻布大学獣医学部野生動物学研究室教授などを歴任。現在、麻布大学いのちの博物館主席学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)