虫のすみか 生きざまは巣にあらわれる
BERET SCIENCE
出版社名 | ベレ出版 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-86064-477-2
(4-86064-477-8) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 349P 19cm |
商品内容
要旨 |
私たちが気づかないだけで、庭先や道ばた、土の中は、虫たちの不思議な“巣”であふれている。日本中、世界中を飛び回って目にした、虫たちのリアルな姿!カラー写真253点収録! |
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目次 |
1 大地にすむ(アリジゴク―砂に潜む地獄 |
おすすめコメント
虫のことを知りたければ、その巣を知るのが一番! 生き物にとって家の確保は死活問題です。天敵や自然災害から身を守るため、生き物たちは身の回りのあらゆるものを使って家をつくります。一見、その日暮らしをしているような虫たちだって例外ではありません。我々の身近には、さまざまな巣を構えて生活する虫たちがたくさんいます。そのなかには、ハチやアリに負けず劣らぬ、おもしろい巣をつくるものも少なくありません。獲物を引きずり落とすアリジゴクの巣の内部は、どのようになっているのでしょうか。そのほかにも、泥で巣をつくるハチや、塚をつくるアリ、地面の下でキノコ栽培するアリなど、大地をすみかにする虫たちを1章で紹介します。2章は、植物を利用する虫たちです。ミノガやオトシブミをはじめ、コロギスやアワフキムシ、ツムギアリ、イチジクコバチなど、その巣は多種多様です。なかには、植物と切っても切れない関係を築いているものもいます。3章は珍奇な環境にすむ虫たちをとりあげます。地下深く、土と土のすきまに生きる虫や、海や水中にすむ虫、排泄物でできた家にすむ虫、動物の体内に入り込む虫など、「こんなところにもいるのか!?」と思わずにはいられません。昆虫ではない虫たちも、おもしろい巣をつくります。クモやカニムシといった仲間については4章で説明します。