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「化学の歴史」が一冊でまるごとわかる

出版社名 ベレ出版
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-86064-684-4
4-86064-684-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

化学とはなにか。その歴史を眺めてみることは、「世界の歴史」を見ることに似ている。古代の四元素説、五行説、原子論から錬金術を経て、現代の量子化学、遺伝子工学などの生命化学までを俯瞰して易しく解説する入門書。

目次

プロローグ 化学の歴史は「ひとの歴史」そのもの
第1章 なぜ古代の化学は観念的だったのか?
第2章 魔女が跋扈した裏に隠された中世の化学
第3章 錬金術が化学を成長させた
第4章 大航海・産業革命時代の化学
第5章 法則・定理が大爆発した“化学の時代”
第6章 量子理論を包み込んだ新しい化学
第7章 平槇か戦争か、実験化学の時代
第8章 ゲノムが開く生命化学

出版社・メーカーコメント

「化学とは何でしょうか?」科学には、化学だけでなく、物理学、生物学、天文学、地質学など、いろいろな分野があります。同じ「科学」の中で、化学と他のサイエンスとの違うところは、「化学は物質を扱う」という点です。化学はすべての物質を「原子、分子」の段階にまで還元して研究する科学なのです。本書では、その化学がどのように生まれ、発展してきたのか。錬金術と呼ばれるものがどのように化学の発展に寄与してきたのか。化学者たちがどのような法則・定理をつくってきたのかを丁寧に解説し、量子化学、実験化学、ゲノムが開く生命化学の話へとつないでいきます。「化学の歴史」を俯瞰することができる入門書です。

著者紹介

齋藤 勝裕 (サイトウ カツヒロ)  
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)