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地理学で読み解く流通と消費 コンビニはなぜ集中出店するのか

出版社名 ベレ出版
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-86064-695-0
4-86064-695-9
税込価格 2,310円
頁数・縦 285P 21cm

商品内容

要旨

ユニクロはなぜ郊外から都心へ出店場所や規模を変化させたのか。身のまわりでいつの間にか起きている「街」「お店」「買い物」をめぐる変化を浮き彫りにし、その理由を地理学的な視点から明らかにします。

目次

日本地理の特徴と流通・消費との関係
3大都市圏の郊外市場はいかにして形成されたのか―人口移動と地域市場1
東京の都心回帰がもたらす流通・消費の変化―人口移動と地域市場2
「中心地理論」で読み解く流通・消費―都市階層と買い物空間1
地方都市の百貨店や商店街はなぜ衰退したのか―都市階層と買い物空間2
県外に影響を及ぼす最上位の地方都市―都市階層と買い物空間3
「ショップ」で読み解く東京の都市構造―都市階層と買い物空間4
モータリゼーションが変えた流通・消費―国土空間の圧縮と流通革新1
コンビニの出店戦略からみる流通―国土空間の圧縮と流通革新2
急成長するネット通販と情報化―国土空間の圧縮と流通革新3
『買い物弱者』はいかにして生まれたのか―高齢化社会を流通・消費1
買い物弱者を支援する流通とは―高齢化社会を流通・消費2
スーパーやコンビニお品揃えはどのように決まるのか―地域性の消失・再構築1
なぜロードサイドや商店街は同じ風景になるのか―地域性の消失・再構築2
災害時に流通はどうなるのか―持続可能な社会と流通・消費1
人口減少時代に流通は維持できるのか―持続可能な社会と流通・消費2
人が集まる小さな中心地の作り方―持続可能な社会と流通・消費3

著者紹介

土屋 純 (ツチヤ ジュン)  
関西大学文学部地理学・地域環境学専修教授。博士(地理学)。1971年群馬県生まれ。1999年名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学、2001年博士(地理学)取得。日本学術振興会特別研究員、名古屋大学大学院環境学研究科助手、宮城学院女子大学学芸学部人間文化学科准教授、同教授、宮城学院女子大学現代ビジネス学部教授を経て、2019年より関西大学文学部教授。専門分野は経済地理学、都市地理学。日本における流通システムと都市構造の再編成について研究するとともに、インドなどのアジア諸国での流通や消費についても調査・分析している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)