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進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる

出版社名 ベレ出版
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-86064-739-1
4-86064-739-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

生きものの家系図である「系統樹マンダラ」をはじめ、著者みずから撮影した写真をふんだんに掲載。進化にまつわる信頼できる最新情報満載の一冊。

目次

1 身近な動物たちの起源(イヌ―進化はヒトとともに
ネコ―ヒトにとって何なのだろうか?
ウマとロバ―文明に大きな影響を与えた家畜
クマ―ヒグマとツキノワグマの起源
コウモリ―自力で空を飛べる唯一の哺乳類
スズメ目―鳥類最大グループの多様性)
2 植物とそれに依存する生き物たち(巨木の起源―コケが陸上に上がってから
菌類の驚くべき役割―酸素欠乏事件
タマムシ―気を食べる美しい虫
小さな生き物―物質循環の立役者)
3 大繁栄する昆虫たち(昆虫の起源―大繁栄する節足動物
昆虫と植物のあゆみ―もちつもたれつの関係
無慈悲なハチと慈悲深いハチ―利他行動の進化
チョウとガ―植物の共進化)
4 進化する進化生物学(退化と中立進化―分子レベルで見える世界
性選択はメスの好みで決まるのか―抵抗と受容の歴史
音楽の起源を探る―進化学的アプローチ
海を越えた動物の移住―海流と生き物の分布
生き物たちの進化を捉える―多面的なものの見方のススメ
思い出に残る生き物たち―出会いと別れ)

著者紹介

長谷川 政美 (ハセガワ マサミ)  
1944年、新潟県生まれ。統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。理学博士(東京大学)。専門は統計遺伝学、分子進化学。1993年に日本科学読物賞、1999年に日本遺伝学会木原賞、2005年に日本進化学会賞・木村資生記念学術賞など受賞歴多数。全編監修を務める「系統樹マンダラ」シリーズ・ポスターの制作チームが2020年度日本進化学会・教育啓発賞、2021年度日本動物学会・動物学教育賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)