• 本

現代の皮膚感覚をさぐる 言葉、表象、身体

出版社名 春風社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-86110-849-5
4-86110-849-7
税込価格 4,070円
頁数・縦 249,13P 20cm

商品内容

要旨

デジタル・デバイスが浸透し、ヴァーチャルな空間での活動が増加する現代社会においてもなお/であるからこそ、皮膚はファジーで錯綜的、非局所的な身体感覚のトポス(在処)としてある。

目次

序論 皮膚感覚について
第1章 かゆみの哲学断章―哲学的触覚論のゆくえ
第2章 皮膚と時間―作品の「身体」性格を再考する
第3章 陶器のようにつるりとした背中―村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』における皮膚
第4章 シームレスの美学―ファッションと皮膚感覚
第5章 プラスチックが蠢く、プラスチックと蠢く―『寄生獣』における皮膚(感覚)
第6章 ピピロッティ・リストのヴィデオ・インスタレーションにおける皮膚感覚
第7章 皮膚感覚としての「建築する身体」―荒川修作+マドリン・ギンズあるいはヘレン・ケラー
第8章 サーフェスとイメージ―新しい映像創作がもたらす皮膚感覚

著者紹介

平芳 幸浩 (ヒラヨシ ユキヒロ)  
京都工芸繊維大学デザイン・建築学系教授。近現代美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)