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テルマエ お風呂でつながる古代ローマと日本

出版社名 青幻舎
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-86152-929-0
4-86152-929-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 191P 26cm

商品内容

要旨

古代ギリシャに起源をもつテルマエは、身分を超えて人々が集う複合娯楽施設。入浴以外にも、運動、酒宴、音楽、美術を楽しみ、人々が語り合うサロンだった。皇帝たちは大衆の気持ちをつかむためにテルマエをつくり、大衆は皇帝からの「パンとサーカス」というプレゼントにご機嫌。仕事が終わればテルマエでのんびりし、特別な日には見世物に熱狂の日々を送る。建築や入浴道具も発展。しかしながら大規模なテルマエの施設の維持は難しく、中世には消え去ってしまうのであった。「お風呂」を軸に「歴史」をたどる、そこに見えてきたものは…日本の入浴文化のはじまりは、仏教が説く入浴の功徳と「穢れ」の意識であった。「日本書紀」の天皇行幸から、光明皇后の「千人風呂伝説」、戦国武将の隠し湯など、歴史にも多く語られてきた。大衆の銭湯通いが始まったのは江戸時代。レジャーとしての湯治がブームとなり、人気温泉地の番付、ガイドブックも登場。内風呂が標準になった昭和30年代からその進化はとどまることを知らず…。こうして世界でも類を見ない、日本の豊かな入浴文化は未来永劫続くのであった。

目次

序章 テルマエ/古代都市ローマと公共浴場
第1章 古代ローマ都市のくらし(庶民の日常
娯楽
饗宴)
第2章 古代ローマの浴場(アスリートと水浴
医療と健康
女性たちの装い
テルマエ建築と水道技術)
第3章 テルマエと美術
第4章 日本の入浴文化(入浴と信仰
戦国武将と温泉
江戸の入浴文化
近代以降の入浴文化)

著者紹介

青柳 正規 (アオヤギ マサノリ)  
東京大学名誉教授・山梨県立美術館館長
芳賀 京子 (ハガ キョウコ)  
東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)