「書」の近代 その在りかをめぐる理論と制度
出版社名 | 森話社 |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-86405-178-1
(4-86405-178-X) |
税込価格 | 5,390円 |
頁数・縦 | 361P 22cm |
商品内容
要旨 |
明治初期に翻訳語としての「美術」が誕生し、西洋的な美術観が導入されると、東洋において一体的な概念であった「書画」は「書」と「絵画」に分離し、書は美術の境界に位置付けられていく―。その後、近代日本において書はどのように評価されてきたのか。書道界の動向と理論、博物館、展覧会、出版、教育の諸制度より、書がいかに在ったのかを丹念に検証し、旧態の「美術史」を再編する。 |
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目次 |
第1部 「書」の揺動―「美術」の誕生と形成(明治初期〜明治一〇年代)(「書ハ美術ナラス」論争の諸論点 |