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どうする?どうなる?これからの「国語」教育 大学入学共通テストと新学習指導要領をめぐる12の提言

出版社名 幻戯書房
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-86488-173-9
4-86488-173-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

この国のあらゆる教育と文化の要となる「国語」に今、何が起ころうとしているのか。高校・大学・予備校の現役教師たちが問題点と具体策を総合的に論じる。これからの国語・日本語にたずさわる全ての人のための一冊、緊急出版!「国語改革」問題・関連年表付き。

目次

第1部 現状を分析する(いま「国語」の教育で何が起きているのか
「新しい国語科」は何が問題なのか?―新学習指導要領のイデオロギー
「高ため」のプリンシプルから―「非文学」に抗して)
第2部 新共通テストにおける「国語」をどう見るか(「大学入学共通テスト」をさぐる―記述式問題を中心に
「大学入学共通テスト」現代文の可能性と懸念
「PISA型読解力に結び付く国語教育・文学研究」―新学習指導要領の問題点と新しい「読解力」の構築に向けて)
第3部 思考力・判断力・表現力を身につける(「論理的な文章」って何だろう?―「社会で使える言葉」を再考する
国語の授業で「論理」を学ぶ
「判断力」の危機―学習者の意思決定におけるヒューリスティクス)
第4部 ことばの教育を作り出す(「国語の授業」とは何か
ことばの教育をめぐって―事実・現実への認識を深める教育のために
国語教育と日本語教育)

著者紹介

紅野 謙介 (コウノ ケンスケ)  
1956年生まれ。日本大学文理学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)