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学ぶ・教える

シリーズ人間科学 4

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-87259-621-2
4-87259-621-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 269,7P 19cm

商品内容

要旨

忘れることは生きるための機能?対話と沈黙が学びにもたらす影響とは?「正しい」子育てはなぜ男女で異なる?学校で学んだことは仕事で役に立たない?教える仕事の特殊性とは?交通安全教育のコツは?創造性はどのように育む?「うまく教える」とは?表裏一体の関係から、人間の本性に迫る問いを編み出す。

目次

第1部 日常生活における学び(乳幼児期における社会的コミュニケーションの学び
ジェンダーを学ぶ―性別子育てのカリキュラム
経験から学ぶ脳―学習と記憶の神経科学 ほか)
第2部 学び、教える場としての学校(外国の教育から学ぶ
発展途上国の学校と学びの成果
学校では何を教え、何を学べるのか―学校教育と職業世界の関係性 ほか)
第3部 教えることの理論と実践(交通安全を教える・学ぶ
「創造性」をどう伸ばすのか
「うまく教える」方法はどうやって知ることができるか)

著者紹介

中澤 渉 (ナカザワ ワタル)  
大阪大学大学院人間科学研究科教授。埼玉県熊谷市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学・2005年)。東洋大学社会学部准教授などを経て、2018年より現職。2020年4月より立教大学社会学部教授。『なぜ日本の公教育費は少ないのか―教育の公的役割を問いなおす』(勁草書房・2014年)により、第36回サントリー学芸賞(政治経済部門)受賞。教育と階層、進路選択や労働市場、教育意識の問題を検討している
野村 晴夫 (ノムラ ハルオ)  
大阪大学大学院人間科学研究科教授。東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学・2007年)。北海道教育大学助教授などを経て、2018年より現職。心理療法や生涯発達における記憶想起とその言語化の働きを探っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)