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越える・超える

シリーズ人間科学 6

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-87259-623-6
4-87259-623-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 230,8P 19cm

商品内容

要旨

夢分析でこころの葛藤を超える?トラウマから回復するとは?臨床心理士はただ聞いているだけ?ポジティブな「老い」とは?呪術で病気を治す?宗教を信じる仕組みとは?被災記憶をどう継承する?「賭ける」ことで現在を超える?「わかっている」を超えたら世界が広がる?

目次

第1部 どうにも侭ならない“自分”を越える・超える(超越機能はイメージを介して現れる
トラウマ・逆境体験を超える治療共同体
精神と病とつながり
老いの憂いを超える)
第2部 合理化された予測可能な“いま・ここ”を越える・超える(呪術を理解する―文化人類学的アプローチ
世俗を超える
声なき被災者の経験を未災者に伝える
賭ける―人生の修錬としての賭け
オンライン座談会「不透明な時代を“人間”としてどう生きるか」)

著者紹介

岡部 美香 (オカベ ミカ)  
大阪大学大学院人間科学研究科・教授。大阪府生まれ。1997年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学、2000年博士(人間科学)。愛媛大学教育学部講師、京都教育大学教育学部准教授、大阪大学大学院人間科学研究科准教授を経て、2019年から同教授。教育思想史学会理事。20年以上にわたり、人間の発達・生成と教育にかかわる言説に作用する政治力学をテーマに研究を継続。2020年から「マイノリティ教育ラボ」を共同で立ち上げ、学生や地方自治体・地域の人々とともに、外国にルーツのある子どもたちへの支援や、夜間中学校におけるリテラシー教育に関する研究と資史料の保存などの活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)