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都市横浜の半世紀 震災復興から高度成長まで

有隣新書 62

出版社名 有隣堂
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-89660-193-0
4-89660-193-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

幕末の開港によって歴史の表舞台に登場した横浜は、日本第一の貿易都市として発展し、大震災の打撃からもいち早く立ち直り、臨海部に重厚長大な工場が林立する重化学工業都市に成長した。空襲とそれに続く長期接収は復興を遅滞させたが、高度経済成長に東京近郊という条件も加わって住宅都市としての性格をも帯び、首都に次ぐ巨大都市になった。本書は、「大横浜」をめざして進められた都市づくりを軸に、震災復興から高度成長期までの半世紀にわたる都市横浜の歴史を跡づけたものである。

目次

序章 開港からの七〇年
第1章 「大横浜」をめざして
第2章 「大横浜」の実現
第3章 戦争の時代
第4章 占領と改革
第5章 復興への曲折
第6章 接収一部解除と経済復興
第7章 高度成長の推進
第8章 高度成長と人口爆発
第9章 「ひずみ」との取り組み
終章 走り続けた半世紀

著者紹介

高村 直助 (タカムラ ナオスケ)  
1936年生まれ。東京大学文学部国史学科卒。専攻は日本近代経済史。現在、横浜市歴史博物館館長、東京大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授。第五三回横浜文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)