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横須賀鎮守府

有隣新書 80

出版社名 有隣堂
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-89660-224-1
4-89660-224-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

鎮守府とは明治期に設置され太平洋戦争の敗戦により消滅した日本海軍の地方軍政機関であり、横須賀のほか呉、佐世保、舞鶴に置かれた。その中でも最も早い時期から機能していたのが横須賀であった。本書は明治初期からの海軍をめぐる状況を読み解くことから始まり、横須賀鎮守府設置の経緯から終焉にいたるまでの全体像を紹介するとともに、日本史・海軍史・地域史のなかに位置づける。

目次

第1章 横浜から移った横須賀鎮守府
第2章 横須賀造船所と横須賀海軍工廠
第3章 船台・船渠と海軍水道の整備
第4章 東京湾口を守る横須賀の陸軍
第5章 海軍軍人のマザーランド
第6章 海軍航空隊と海軍航空技術廠
第7章 国内の動揺と横須賀鎮守府
第8章 太平洋戦争期の横須賀鎮守府
第9章 引揚援護活動と海上自衛隊の発足

著者紹介

田中 宏巳 (タナカ ヒロミ)  
1943年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学院博士課程満期退学。防衛大学校・帝京大学教授、海軍歴史保存会海軍歴史編纂委員、横須賀市史専門委員などを務める。現在、防衛大学校名誉教授。専門は近代日本軍事史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)