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塚本邦雄全集 第10巻

評論 3

出版社名 ゆまに書房
出版年月 2000年6月
ISBNコード 978-4-89714-543-3
4-89714-543-0
税込価格 10,450円
頁数・縦 667P 23cm
シリーズ名 塚本邦雄全集

商品内容

要旨

“不実の秋”を一閃に切り拓く鋭利なる批評精神。豊潤なる佳什の本質を現代へと齎らす、古典世界への無限なるまなざし。現代短歌の光源・塚本邦雄の全業。本巻には、昭和四十七年から五十三年にかけての作品が収められている。五十一歳のとき勤務先を退社し、執筆に専念することになる、その前後の著作である。

目次

煉獄の秋(睡れる梨―詩人の成熟と腐爛に関する歌合
煌めく蠍
聖・同類項 ほか)
非在の鴫(鴫こそ二つ―歌と謡
いかなる鴫
「心の秋」考 ほか)
稀なる夢(萩の右大臣考―「金槐集」の虚質
海はあせなむ―後鳥羽院断想1
誰かみなせの―後鳥羽院断想2 ほか)