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人事評価はもういらない 成果主義人事の限界

出版社名 ファーストプレス
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-904336-97-7
4-904336-97-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 157P 19cm

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要旨

現在、日本の多くの企業で、成果主義に基づく年度、あるいは半期ごとの人事評価が行われている。こうした評価制度は、もとは米国の企業で一般的に行われているのを取り入れたものであり、旧来の年功序列よりも合理的で優れているとされてきた。しかし、ここにきて米国企業の間で年次での人事評価制度を見直す動きが出てきており、改革が進められているのだという。本書では、そうした米国での改革の中身(パフォーマンスマネジメント改革)を紹介するとともに、それが何をめざしているのか、企業経営のかたちをどのように変えていくのかを論じている。日本企業にも必要とされるこの改革の要諦は、目標設定とフィードバックの頻度を増やし、コラボレーションを前提とすることだ。著者はエム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。同社は内発的変革をテーマに企業研修とコンサルティングサービスを行っている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年12月2日]

商品内容

要旨

取り残される日本の成果主義!!アメリカ企業は年次評価を廃止することによって、より高い生産性と競争力を実現しようとしている。

目次

第1章 アメリカ企業が人事評価を廃止する理由(パフォーマンスマネジメント変革のトレンド
仕事のアジャイル化
コラボレーションの必要性
ヒト中心経営へのシフト
懸念事項への回答)
第2章 新たなパフォーマンスマネジメントの姿(基本原則
「プライオリティ」と「インパクト」
強みに焦点を当てる「アクション」
「リフレクション」と「フィードバック」
対話が育む「キャリアアスピレーション」
チームエンゲージメント
サポートツールの活用)
第3章 日本企業における課題(過去からの経緯
パフォーマンスマネジメントの現状
根本的な問題)
第4章 マネジャーのためのチェックリスト(ピープルマネジメントの視点)

著者紹介

松丘 啓司 (マツオカ ケイジ)  
エム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。1986年、東京大学法学部卒業。アクセンチュアに入社し、50件以上の企業変革プロジェクトに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクテイブコミッティメンバーを歴任後、2005年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立。同社では内発的変革をテーマに、ダイバーシティ&インクルージョン、ピープルマネジメント、キャリア開発、経営意思決定などの領域における企業研修とコンサルティングサービスに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)