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路上のポルトレ 憶いだす人びと

出版社名 羽鳥書店
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-904702-83-3
4-904702-83-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 328,4P 20cm

商品内容

要旨

忘れ得ぬ人の記憶をたなごころですくい、そっと温めるように書いておきたい―地域雑誌『谷中・根津・千駄木』から出発した著者が、長年にわたり出会った人びとを回想するエッセイ集成。

目次

1 こぼれ落ちる記憶(もう一人のモリマユミ―西井一夫
朝の電話―藤田省三ほか ほか)
2 町で出会った人(木下順二さんのこと
谷中で戦争を語りつぐ会 ほか)
3 陰になりひなたになり(粕谷一希さんの支え
鶴見俊輔さんの遺言 ほか)
4 出会うことの幸福(上を向いて歩こう―永六輔
活字遊びと恋の転々―岡本文弥 ほか)

著者紹介

森 まゆみ (モリ マユミ)  
1954年東京生まれ。作家。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、1984年に仲間と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。『鴎外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学大賞、『「青鞜」の冒険』で紫式部文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)