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職業会計人の独立性 アメリカにおける独立性概念の生成と展開

出版社名 TKC出版
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-905467-62-5
4-905467-62-4
税込価格 8,250円
頁数・縦 696P 22cm

商品内容

要旨

洋の東西を問わず、すべての職業会計人(税理士・公認会計士)が具備すべき基本条件である「独立性(independence)」の概念が、どのように生成され、そして展開してきたのか―。19世紀から始まるアメリカ公認会計士の独立性概念の歴史的な展開の過程を検証し、職業会計人の独立性概念を解明した著者渾身の書。

目次

第1部 独立性概念の生成―「財務上の利害関係」・「二重の関係」・「その他の関係および状況」(会計士の黎明期から1929年株式恐慌前夜まで―会計士業界の組織化と自主規制の推進
1929年株式恐慌から1930年代―SECがリーダーシップを発揮した時代
1940年代におけるSECとAIAの攻防―客観的基準を強化するSECと精神的な独立性を強調する会計士業界 ほか)
第2部 独立性概念の展開―監査業務と非監査業務の両立から対立まで(1940年代後半から1960年代まで―監査業務とマネジメント・サービスの両立に関する論争
1970年代―監査業務と経営助言業務の対立と論争
1980年代―非監査業務に関する会計士業界による自主規制 ほか)
第3部 独立性概念の現状―エンロン事件から2020年代まで(エンロン事件から2020年代まで―サーベンス・オクスリー法と非監査業務
監査人の独立性概念)

出版社・メーカーコメント

洋の東西を問わず、すべての職業会計人(税理士・公認会計士)が具備すべき基本条件「独立性(independence)」の概念が、どのように生成され、そして展開してきたのか─。19世紀から始まるアメリカ公認会計士の独立性概念の歴史的な展開の過程を検証し、職業会計人の独立性概念を解明した著者渾身の書。

著者紹介

坂本 孝司 (サカモト タカシ)  
税理士、米国公認会計士、博士(経営情報科学)。1956年浜松市生まれ。神戸大学経営学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。中小企業庁「中小企業の会計に関する研究会」(2002年)専門委員、同「中小企業の会計に関する検討会WG」(2010年)委員、経済産業省「中小企業政策審議会」(2011年)委員、愛知工業大学経営学部・大学院教授(2012年‐2021年)を歴任。現在、中小企業会計学会副会長、TKC全国会会長、TKC全国政経研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)