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ルネサンスのエロスと魔術 想像界の光芒

出版社名 工作舎
出版年月 1991年11月
ISBNコード 978-4-87502-188-9
4-87502-188-7
税込価格 5,280円
頁数・縦 500P 22cm

商品内容

要旨

近代合理主義によって葬られたかにみえる魔術。しかしフィチーノ、ブルーノなどが活躍したルネサンス期は、魔術こそが現実を変え得るパワーをもっていた。古代ギリシア哲学、霊魂二元論、気息、ヘルメス思想、グノーシス主義、占星術などに脈打つ「想像的なるもの」を緻密に検証し、ルネサンスの魔術的精神が、現代の心理学、広告宣伝などマスコミの大衆操作にまで及んでいることを示唆し、古代から現代への壮大な精神潮流に光をあてる意欲作。

目次

第1部 想像の働き(想像力の歴史
経験心理学とエロスの深層心理
危険な関係)
第2部 大いなる操作者(エロスと魔術
気息魔術
主体間魔術
神霊魔術)
第3部 宴のあと(1484年
想像に対する検閲
ファウスト博士―アンティオキアからセヴィリアまで)