• 本

青空のむこう

出版社名 求竜堂
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-7630-0211-2
4-7630-0211-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 245P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • ある日、突然の事故にあって死んでしまった主人公ハリー、「死者の国」で出会ったアーサー、アーサーは、別の時代の人で、やり残した事があって、まだ「死者の国」にいるのです。ハリーもまたやり残していることがあり、アーサーと共に「生者の国」へと向かいます。生者の国へ行ったハリーとアーサー、そこでは生きていた時とはまったく逆のありえない体験をします、壁を通り抜けたり、寒さを感じなかったりと色々と不思議な事があります。本の終盤では感動の連続!(第一中学校 職場体験研修生 ホマ)

    (2016年9月8日)

  • 生きている今を大切に

    交通事故で死んでしまった少年。彼にはやり残したことがありました。この本は決して暗い話ではありません。思わずくすりと笑ってしまう場面もあり、読みやすく最後にはなみだあふれる感動を与えてくれます。毎日当たり前のように一緒にいてくれる人たちへの、感謝の気持ちを思い出させてくれるオススメの1冊です。

    (2014年3月12日)

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商品内容

要旨

ぼくはまだ決めかねてた。アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。みんながいなきゃ生きていけない。死んでることだってできない。すぐにぼくは決心した。アーサーの後を追いながら呼びかけた。「待って、アーサー。ぼくも行く」アーサーは立ち止まってぼくを待った。それからふたりで駆けだした。“生者の国”を目指して―。

おすすめコメント

青空のむこうから、ひとりの少年が降りてきた。やり残したことがあるから・・・。ひとりの少年が私たちに伝えてくれる、生きている今を大切にしようというメッセージ。感動的なラストの展開に、涙を流さずにはいられない・・・・・

著者紹介

シアラー,アレックス (シアラー,アレックス)   Shearer,Alex
大人向け、子ども向けの小説を多数発表しているイギリスの作家。作家活動のほかに、30以上もの仕事を経験し、テレビ、映画、舞台、ラジオ劇の脚本も執筆している。趣味はギター演奏。イギリスのサマセット州に家族と在住。二児の父
金原 瑞人 (カネハラ ミズヒト)  
法政大学教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)