書店レビュー
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どこへ向かうのか。
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- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器「ローレライ」を求めて。「彼女」の歌声がもたらすのは破滅か、それとも・・。エンターテイメントであり、戦争ものであり、ラブストーリーであり家族愛であり・・すべてが凝縮された物語です。
(2005年6月10日)
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商品内容
文学賞情報 |
2003年
第24回
吉川英治文学新人賞受賞 |
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要旨 |
戦争。もはや原因も定かではなく、誰ひとり自信も確信も持てないまま、行われている戦争。あらかじめ敗北という選択肢を持てなかった戦争。茶番と括るには、あまりにも重すぎる戦争。―その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器“ローレライ”を求めて。「彼女」の歌声がもたらすものは、破滅か、それとも―。 |
出版社 商品紹介 |
『亡国のイージス』で三賞を制覇した著者が、「現代日本はどこで道を間違えたのか」を真正面から問い直す。 |
おすすめコメント
【週刊文春 2003 ミステリーベスト10 国内部門第5位】3賞制覇の傑作『亡国のイージス』から3年余、沈黙は本作のためにあった! 1945年8月の日本。 戦争。もはや原因も定かではなく、誰ひとり自信も確信も持てないまま、行われている戦争。 あらかじめ敗北という選択肢を持てなかった戦争。茶番と括るには、あまりにも重すぎる戦争。 ――その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器“ローレライ”を求めて。「彼女」の歌声がもたらすものは、破滅か、それとも――
出版社・メーカーコメント
1945年夏。敗け方を知らなかった日本。『亡国のイージス』で三賞を制覇した著者が、「現代日本はどこで道を間違えたのか」を真正面から問い直す。新世代だからこそ描けた太平洋戦争。渾身の書下ろし。