• 本

終戦のローレライ 上

出版社名 講談社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-06-211528-5
4-06-211528-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 453P 20cm
シリーズ名 終戦のローレライ

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • どこへ向かうのか。

    その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器「ローレライ」を求めて。「彼女」の歌声がもたらすのは破滅か、それとも・・。エンターテイメントであり、戦争ものであり、ラブストーリーであり家族愛であり・・すべてが凝縮された物語です。

    (2005年6月10日)

商品内容

文学賞情報

2003年 第24回 吉川英治文学新人賞受賞

要旨

戦争。もはや原因も定かではなく、誰ひとり自信も確信も持てないまま、行われている戦争。あらかじめ敗北という選択肢を持てなかった戦争。茶番と括るには、あまりにも重すぎる戦争。―その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器“ローレライ”を求めて。「彼女」の歌声がもたらすものは、破滅か、それとも―。

出版社
商品紹介

『亡国のイージス』で三賞を制覇した著者が、「現代日本はどこで道を間違えたのか」を真正面から問い直す。

おすすめコメント

【週刊文春 2003 ミステリーベスト10 国内部門第5位】3賞制覇の傑作『亡国のイージス』から3年余、沈黙は本作のためにあった! 1945年8月の日本。 戦争。もはや原因も定かではなく、誰ひとり自信も確信も持てないまま、行われている戦争。 あらかじめ敗北という選択肢を持てなかった戦争。茶番と括るには、あまりにも重すぎる戦争。 ――その潜水艦は、あてどない航海に出た。太平洋の魔女と恐れられた兵器“ローレライ”を求めて。「彼女」の歌声がもたらすものは、破滅か、それとも――

出版社・メーカーコメント

1945年夏。敗け方を知らなかった日本。『亡国のイージス』で三賞を制覇した著者が、「現代日本はどこで道を間違えたのか」を真正面から問い直す。新世代だからこそ描けた太平洋戦争。渾身の書下ろし。

著者紹介

福井 晴敏 (フクイ ハルトシ)  
1968年東京都生まれ。千葉商科大学中退。1998年、『Twelve Y.O.』で第四十四回江戸川乱歩賞を受賞し小説家デビュー。1999年刊行の『亡国のイージス』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、大薮春彦賞をトリプル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)