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敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 下

増補版

出版社名 岩波書店
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-00-024421-3
4-00-024421-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 455,9P 22cm
シリーズ名 敗北を抱きしめて

商品内容

要旨

敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき、改革はすでに腐蝕し始めていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…新たに増補された多数の図版と本文があいまって、占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。

目次

第4部 さまざまな民主主義(くさびを打ち込む―天皇制民主主義(一)
天から途中まで降りてくる―天皇制民主主義(二)
責任を回避する―天皇制民主主義(三) ほか)
第5部 さまざまな罪(勝者の裁き、敗者の裁き
負けたとき、死者になんと言えばいいのか?)
第6部 さまざまな再建(成長を設計する)
エピローグ 遺産・幻影・希望

著者紹介

ダワー,ジョン (ダワー,ジョン)   Dower,John W.
1938年生まれ。アマースト大学卒業後、ハーヴァード大学で博士号取得。現在マサチューセッツ工科大学教授
三浦 陽一 (ミウラ ヨウイチ)  
1955年生まれ。一橋大学大学院博士課程修了。中部大学教授。日本現代史専攻
高杉 忠明 (タカスギ タダアキ)  
1952年生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。神田外語大学教授。国際関係論専攻
田代 泰子 (タシロ ヤスコ)  
1944年生まれ。国際基督教大学教養学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)