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恋する音楽小説

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-06-274924-4
4-06-274924-6
税込価格 545円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

名曲に秘められた人間模様、歌姫達の切ない生涯、天才達の苦悩と恋愛。史実と想像を織り込んで書かれた19の物語。クラシック音楽が好きな方、これから聴いてみようという方、そして阿川佐和子の物語が大好きだという方にお勧めしたいエスプリ溢れるお話ばかりです。読むと音楽が聴こえてくる極上の一冊。

目次

妹へのレクイエム―マリア・カラスの思い出
前略アマデウス様―ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
女たちのドン・ファン幻想―歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の初演にて
男なんてそんなもの―歌劇「コシ・ファン・トゥッテ 女なんてそんなもの」より
兄の旅―「冬の旅」より
妻ハリエットの独白―「幻想交響曲」より
夫に宛てた手紙―クララ・シューマン
妹の事情―歌劇「椿姫」によせて
あたいはドルシネーア―「ドン・キホーテ」より
もう一つのフランス革命―「ラ・マルセイエーズ」〔ほか〕

著者紹介

阿川 佐和子 (アガワ サワコ)  
東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。1983年より報道番組「情報デスクTODAY」のアシスタントを、1989年からは「筑紫哲也NEWS23」のキャスターを務めた。1992年からアメリカに遊学。帰国後「報道特集」のキャスターとなる。現在は、エッセイストとして活躍。2000年には映画「カラフル」で女優デビューも。檀ふみ氏との共著『ああ言えばこう食う』(集英社文庫)で1999年講談社エッセイ賞を受賞。また初の小説『ウメ子』(小学館文庫)で坪田譲治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)