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茶室とインテリア 暮らしの空間デザイン

出版社名 工作舎
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-87502-388-3
4-87502-388-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 148P 22cm

商品内容

要旨

欧米型ライフスタイルになれ親しんだ日本人も、玄関を入るとあたりまえのように靴を脱ぎ、リビングルームではフローリングの床に座りたがる。これまで長い間、インテリアデザインは、そんな日本人のベーシックな身体感覚に目をふさぎ続けてきた。海外において伝統的な日本のライフスタイルへの関心が高まる現在、あらためて「茶室」や「縄文」、「数奇」や「見立て」などのうちに隠された日本的デザインのエッセンスを通じ、暮らしの将来を描き出す。

目次

第1章 座
第2章 間
第3章 風:第4章 水
第5章 火
第6章 談
第7章 飾
第8章 祀
第9章 色
第10章 心

出版社
商品紹介

靴を脱ぐ、床に座る日本独自の暮しから生まれた身体感覚や空間認識。茶室や建具などの伝統的文化を踏まえ現代に通じる空間論を展開。

著者紹介

内田 繁 (ウチダ シゲル)  
インテリアデザイナー。1943年横浜生まれ。1966年桑沢デザイン研究所卒業。東京造形大学、桑沢デザイン研究所客員教授。毎日デザイン賞、商環境デザイン賞、第一回桑沢賞、芸術選奨文部大臣賞等受賞。日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動を国内外で展開。代表作に六本木WAVE、山本耀司の一連のブティック、科学万博つくば‘85政府館、京都ホテルロビー、福岡のホテル・イル・パラッツオ、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」、門司港ホテルほか。メトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館、モントリオール装飾美術館、デンヴァー美術館等に永久コレクション多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)