商品内容
文学賞情報 |
2006年
第4回
親鸞賞受賞 |
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要旨 |
息子たちに乗り越えられた父はひとり魂の荒野を目指す―21世紀初頭に小説が行き着いた、政治と宗教の極北。 |
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新リア王 下
高村薫/著
新潮社
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BK
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保守王国の崩壊を予見した壮大な政治小説、3年の歳月をかけてここに誕生!父と子。その間に立ちはだかる壁はかくも高く険しいものなのか――。近代日本の「終わりの始まり」が露見した永田町と、周回遅れで核がらみの地域振興に手を出した青森。政治一家・福澤王国の内部で起こった造反劇は、雪降りしきる最果ての庵で、父から息子へと静かに、しかし決然と語り出される。『晴子情歌』に続く大作長編小説。