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出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2005年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-873643-5
(4-04-873643-4) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 169P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
本短編集に登場するダメ男たちに共通しているものは、手をさしのべる女性がいることである。社会的にも経済的にも孤立した男と、仕事をもち経済的に独立した女との関係は、いわゆる”ヒモ”なのだが、この作品では女性の方で拒否しつつもずるずるとそうなってゆく過程が、女性作家ならではの視点でよく描かれている。最初は軽く短く、最後は重く長くと各編の配列にも工夫のあとが見え、読み手のことを考えたつくりはたいへんありがたいと思った。(のり)
(2005年11月27日)
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商品内容
要旨 |
どうでもいいって言ったら、この世の中本当に何もかもどうでもいいわけで、それがキミの思想そのものでもあった―。洗練と節度を極めた文章からあふれ出す、切なくも甘やかな感情。川端康成文学賞受賞、気鋭の作家が切り取った現代の生のかたち、珠玉の五篇。 |
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出版社 商品紹介 |
かけだしの女性作家と、会社を辞め、引きこもりをつづけて困窮を極める青年との淡い関係を描く表題作や、「へたれ」他全5編収録。 |
おすすめコメント
かけだしの女性作家と、会社を辞め、引きこもりをつづけて困窮を極める青年との微妙で繊細な関係・・・。洗練と節度を極めた文章からあふれ出す、切なくも甘やかな感情。川端康成文学賞受賞、気鋭の作家が切り取った現代の生のかたち、珠玉の五篇。