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包帯クラブ

ちくまプリマー新書 X01

出版社名 筑摩書房
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-480-68731-9
4-480-68731-9
税込価格 836円
頁数・縦 191P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 映画化コミック化で話題。天童新太が少年少女に語りかける。

    2006年作品だが、2007年に柳楽優弥・石原さとみで映画化され、コミックの単行本も出た。天童新太が若い人向けに書いた作品。 題名の包帯クラブとは、高校生4人が心の傷を負った場所に白い包帯を巻いてあげることで、心の気持ちを癒してあげたいということで立ち上げたクラブ。それぞれのひとにそれぞれの傷がある。その気持ちをわかってあげたい。高校生から20歳前後向きだが、中学生でも読める。

    (2007年9月24日)

商品内容

要旨

傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。

おすすめコメント

『家族狩り』『永遠の仔』の作者が、この時代に生きる人たち、特に、いまの社会が生き難いと感じている若い人たちに語りかける、6年ぶりの書き下ろし小説。

著者紹介

天童 荒太 (テンドウ アラタ)  
1960年、愛媛県生まれ。作家。大学卒業後に執筆活動に入る。’86年『白の家族』で第13回野性時代新人文学賞。’93年『孤独の歌声』(新潮社)で第6回日本推理サスペンス大賞優秀作。’96年『家族狩り』(新潮社)で第9回山本周五郎賞。2000年にはベストセラーとなった『永遠の仔』(幻冬舎)で第53回日本推理作家協会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)