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世界は分けてもわからない

講談社現代新書 2000

出版社名 講談社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-06-288000-8
4-06-288000-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 275P 18cm

商品内容

要旨

顕微鏡をのぞいても生命の本質は見えてこない!?科学者たちはなぜ見誤るのか?世界最小の島・ランゲルハンス島から、ヴェネツィアの水路、そして、ニューヨーク州イサカへ―「治すすべのない病」をたどる。

目次

プロローグ パドヴァ、二〇〇二年六月
ランゲルハンス島、一八六九年二月
ヴェネツィア、二〇〇二年六月
相模原、二〇〇八年六月
ES細胞とガン細胞
トランス・プランテーション
細胞のなかの墓場
脳のなかの古い水路
ニューヨーク州イサカ、一九八〇年一月
細胞の指紋を求めて
スペクターの神業
天空の城に建築学のルールはいらない
治すすべのない病
エピローグ かすみゆく星座

おすすめコメント

顕微鏡をのぞいても生命の本質は見えてこない!? 科学者たちはなぜ見誤るのか? 世界最小の島・ランゲルハンス島から、ヴェネツィアの水路、そして、ニューヨーク州イサカへ――「治すすべのない病」をたどる 生命に「部分」はあるか?なぜ存在しないはずの境界線を見てしまうのか?脳が持つ認識の癖に切り込み、生命の本質をとらえ直すスリリングな科学ミステリー。

出版社・メーカーコメント

60万部のベストセラー『生物と無生物のあいだ』続編が登場! 生命は、ミクロな「部品」の集合体なのか? 私たちが無意識に陥る思考の罠に切り込み、新たな科学の見方を示す。 美しい文章で、いま読書界がもっとも注目する福岡ハカセ、待望の新刊。

著者紹介

福岡 伸一 (フクオカ シンイチ)  
1959年東京生まれ。京都大学卒。ハーバード大学医学部研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。専攻は分子生物学。著書に『もう牛を食べても安心か』(文春新書、科学ジャーナリスト賞)、『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞科学出版賞)、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、サントリー学芸賞・新書大賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)