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メイスン&ディクスン 下

Thomas Pynchon Complete Collection 1997

出版社名 新潮社
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-10-537203-3
4-10-537203-3
税込価格 3,960円
頁数・縦 558P 20cm
シリーズ名 メイスン&ディクスン

商品内容

文学賞情報

2010年 第47回 日本翻訳文化賞受賞

要旨

独立の気運高まる。新大陸についに上陸したメイスンとディクスン。怪しげな人物に奇妙な生物が跋扈するなか、幅8マイルもの境界を設けるべく、森を、山を、切り拓きつつ測量の旅へと乗り出したふたりだったが…。読むものの度肝を抜く想像力と精緻極まりない史実が紡ぎだす微笑・苦笑・爆笑のエピソードの数々。黎明期の新天地に夢を見直す旅の果てとは―?ニューヨーク・タイムズ「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」選出全米図書賞最終候補世界的名声を誇る著者の傑作長篇。

出版社・メーカーコメント

12年の時を経て、ふたたび沈黙が破られる。新大陸に線を引け!ときは独立戦争直前、ふたりの天文学者がアメリカを測量すべく旅を始めた。のちに南部と北部を分けることとなる、史上名高い境界を定める珍道中のゆくえは――。世界文学の頂点に君臨し続ける天才作家の代表作が、名翻訳家の手によりついに邦訳。

著者紹介

柴田 元幸 (シバタ モトユキ)  
1954年生まれ。東京大学教授、翻訳家。ポール・オースター、リチャード・パワーズ、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、バリー・ユアグローなどアメリカ現代文学の翻訳多数。自著『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞を受賞。2008年より文芸誌「モンキービジネス」の責任編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)