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福島に生きる

双葉新書 037

出版社名 双葉社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-575-15386-6
4-575-15386-9
税込価格 880円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

2011年3月11日、未曾有の大震災が東日本を襲った。さらに福島第一原発から膨大な量の放射性物質が放出され、人類史上稀にみる災厄に追い打ちをかける。原発から西45キロに位置する福島県三春町の寺に住む作家は、そのとき何を感じ、何に祈ったのか。福島に生き、福島を見据え続ける筆者が問う、これからの東北、これからの日本。

目次

第1章 あのとき福島で、東北で、起きていたこと(2011年3月11日午後2時46分
津波の凄まじさに言葉を失う ほか)
第2章 復興と再生、そして失われたものたち(わが故郷・福島の歴史と沿革
情報のダブルバインドが混乱に拍車をかけた ほか)
第3章 東京から見た「フクシマ」(菅総理からの電話
原発問題は扱わない!? ほか)
第4章 それでも私は福島に生きる(気が遠くなるような除染作業
陸前高田の放射性物質問題 ほか)

著者紹介

玄侑 宗久 (ゲンユウ ソウキュウ)  
1956年福島県生まれ。慶応義塾大学文学部中国文学科卒業。現在は臨済宗福聚寺第35世住職。福島県警通訳(英語・中国語)。福島県立医大経営審議委員。花園大学国際禅学科、新潟薬科大学応用生命科学科、客員教授。2001年、「中陰の花」で第125回芥川賞受賞。2007年には柳澤桂子氏との「般若心経いのちの対話」で第68回文藝春秋読者賞を受賞。2011年4月から東日本大震災復興構想会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)