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天皇陵の誕生

祥伝社新書 268

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-396-11268-4
4-396-11268-8
税込価格 836円
頁数・縦 200P 18cm

商品内容

要旨

現在の天皇陵は、誰が、いつ、何を根拠に、どのような方法で決定したのだろうか。本書は、考古学的なアプローチとは別に、近世・近代史の視点から、天皇陵とは何か、という問題に迫る。

目次

序 天皇陵は「聖域」か
1章 天皇陵は本物か―証明法の謎
2章 蒲生君平が求めたもの―『山陵志』を読み直す
3章 幕末に成った神武天皇陵―「聖域」に群がる人びと
4章 明治天皇陵は「過渡期」の制―葛藤と批判
5章 天皇陵を探せ―安徳天皇陵と長慶天皇陵
6章 仁徳天皇陵発掘は許されるのか―地中に眠る「文化財」

出版社・メーカーコメント

被葬者の特定 陵墓の位置の特定 いつ、誰が、どのようにして決めたのか 天皇陵をめぐる、もう一つの謎 古墳の天皇陵については、『古事記』『日本書紀』『延喜式』などの記述を根拠に被葬者が特定されているが、それらにしても古墳時代から数百年たってからのものであり、その根拠はきわめて曖昧といわざるを得ない。しかも、候補地が複数挙げられる例も少なくない。そうしたなか、いつ、誰が、いかにして、特定を行なったのだろうか。ましてや、実在しなかったとされる天皇、海中に没したと考えられる天皇、即位が確認できない天皇の陵墓は、いかなる経緯で決められたのだろうか。近世・近代史の視点から、天皇陵を読み解く。■天皇陵は、いかにして決められたか 天皇陵をめぐっては、埋葬された被葬者の真偽ををめぐる議論が絶えない。それどころか、実在しなかったとされる天皇、即位したかどうかわからない天皇、海中に没したはずの天皇の陵墓まで指定されている。そしてそれらの陵墓は宮内庁の管轄で、一切の学術調査や発掘が許されていない。では、現在の天皇陵は、誰が、いつ、何を根拠に、どのような方法で決定したのだろうか。本書は、考古学的なアプローチとは別に、近世・近代史の視点から、天皇陵とは何か、という問題に迫る。

著者紹介

外池 昇 (トイケ ノボル)  
1957年、東京生まれ。1988年、成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士(後期)課程単位取得修了。現在、成城大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)