ふがいない僕は空を見た
新潮文庫 く−44−1
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2012年10月 |
ISBNコード |
978-4-10-139141-0
(4-10-139141-6) |
税込価格 | 693円 |
頁数・縦 | 318P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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ふがいない僕は空を見た
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おすすめ度
- 明屋書店 四万十川店 (高知県四万十市)
第24回山本周五郎賞受賞作。
この世に生まれ、生きていくことに苦悩する人々。この物語に登場する人物達は皆、等身大に醜く、もがき苦しみながらやるせない日々を過ごしています。それでも、と空を仰ぎ見て生きていくしかない。その姿に何故か元気付けられました。5つの短編を通して全体的に重苦しい雰囲気の作品ですが、読後には不思議な爽快感が残ります。「ふがいない僕は空を見た」このタイトルにピンと来たら、ぜひご一読を。(2013年4月13日)
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商品内容
要旨 |
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが―。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R‐18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。 |
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おすすめコメント
秘密のセックスに耽る主婦と高校生。暴かれた二人の関係は周囲の人々を揺さぶり――。生きることの痛みを丸ごと包み込む傑作小説。山本周五郎賞受賞・R−18文学賞大賞受賞
出版社・メーカーコメント
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが──。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R−18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。