• 本

世界を、こんなふうに見てごらん

集英社文庫 ひ36−1

出版社名 集英社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-08-745027-9
4-08-745027-9
税込価格 605円
頁数・縦 204P 16cm

商品内容

要旨

子供の頃、芋虫と話がしたかった著者。おまえどこにいくの、と話しかけた。芋虫は答えず、葉っぱを食べはじめる。言葉の代わりに見ていて気がつくことで、気持ちがわかると思った。昆虫、猫や犬など動物とおしゃべりするには、観察が一番だとわかった。これが、いきものを見つめる原点。不思議と驚きにみちた世界を「なぜ?」と問い続けた動物行動学者がやさしい言葉で綴る自然の魅力発見エッセイ。

目次

「なぜ」をあたため続けよう
人間、この変わったいきもの
宙に浮くすすめ
それは遺伝か学習か
コスタリカを旅して
いろんな生き方があっていい
行ってごらん、会ってごらん
イリュージョンなしに世界は見えない
じかに、ずっと、見続ける
いつでもダンスするように
講演録 イマジネーション、イリュージョン、そして幽霊

出版社・メーカーコメント

日高先生の人間、どうぶつ、いきものがたり 動物行動学者が、生きものと自然のユニークで新鮮な見方を、子どもでもわかる言葉でシンプルに伝える。21世紀に生きるすべての人々に贈る、やさしい自然の魅力発見の書。(解説/篠田節子)

著者紹介

日高 敏隆 (ヒダカ トシタカ)  
1930年東京生まれ。動物行動学者。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長。2000年南方熊楠賞受賞、08年瑞宝重光賞受賞。09年11月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)