• 本

ヒップホップの詩人たち

出版社名 新潮社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-10-301432-4
4-10-301432-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 592,7P 17cm

商品内容

要旨

パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。

目次

だからタトゥーのように音に痛みを乗せる(田我流)
あの日の夢なら今見てんだ(NORIKIYO)
夢もなく生きるならせめて笑え(鬼)
賭けるものがないんです、人生でいいですか(ZONE THE DARKNESS)
腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花(小林勝行)
となりにはJOKERが座っていたんだ(B.I.G.JOE)
こんなんでいいならくれてやるよ(レイト)
本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で泣く(チプルソ)
さっきまで楽しかった自分まあ慣れてるそんな気分(ERA)
生かされるなら生きてやる(志人)
これは断片化された紙芝居みたいなあたしのひとり試合(RUMI)
アイム・ア・ラッパー 手には千切れた手錠(ANARCHY)
ここはえらくこっけいでかくて広えーが冷てえ夜景(TOKONA‐X)
ラッパーは光、言葉は影(ILL‐BOSSTINO/THE BLUE HERB)

出版社
商品紹介

その音楽はストリートで生まれた。聴け、ヒップホップに魂を捧げる現代詩人の咆哮を――。孤高の言葉を刻む人気ラッパー15人の肖像。

おすすめコメント

いちばん刺激的な音楽は路上に落ちている――。咆哮する現代詩人の肖像。その音楽はストリートに生まれ、東京のメディアを遠く離れた場所から、先鋭的で豊かな世界を作り続けている。さあ出かけよう、日常を抜け出して、魂の叫びに耳を澄ませて――。パイオニアからアンダーグラウンド、気鋭の若手まで、ロングインタビュー&多数のリリックを収録。孤高の言葉を刻むラッパー15人のすべて。

著者紹介

都築 響一 (ツズキ キョウイチ)  
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで『POPEYE』『BRUTUS』誌で現代美術・建築・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、80年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1997年、『ROADSIDE JAPAN』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)