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「ストーカー」は何を考えているか

新潮新書 567

出版社名 新潮社
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-10-610567-8
4-10-610567-5
税込価格 792円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

五百人ものストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行ってきた著者が、彼らの思考パターンと危険度、実践的対応を多くの事例とともに解き明かす。今や「ストーカー」をめぐるトラブルは年間二万件。なぜ彼らは常識を踏み外すのか、警察は後手に回るのか、その時どう対処すればいいのか―老若男女を問わず、誰もが当事者となりうる時代の必読書。

目次

第1章 なぜストーキングするのか―現代社会の諸相
第2章 女性ストーカーは男性とどう違うのか―異なる傾向と対応
第3章 タイプと病態をどう選別するか―「依存症」と「病気」の狭間で
第4章 危険度をどう見分けるか―行動レベルと心理レベルの三段階
第5章 警察の対応はなぜ後手に回るのか―民事と刑事の境界で
第6章 カウンセリングはどう行われるか―「ヒューマニティ」の方法論
第7章 個人と社会はどう対応すべきか―ストーカー問題への実践と提言

著者紹介

小早川 明子 (コバヤカワ アキコ)  
1959(昭和34)年生まれ。中央大学文学部卒。ストーカー問題をはじめDVなど、あらゆるハラスメント相談に対処するNPO法人「ヒューマニティ」理事長。1999年に活動を始めて以来、五百人以上のストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)