• 本

原発地震動想定の問題点

出版社名 七つ森書館
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-8228-1528-8
4-8228-1528-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 99P 21cm

商品内容

要旨

本書は、原発の耐震設計における最大の問題点―「地震動想定」が、どれだけ無意味なものであるかを解き明かそうとするものです。脱原発弁護団が、全国各地の原発差し止め裁判、なかでも川内原発の再稼働差し止め裁判で論じている、もっともホットな考え方をまとめました。

目次

第1章 地震と地震動(地震とは何か?
断層には、3種類ある
アスペリティとは何か? ほか)
第2章 耐震設計は地震動の平均像で行っている(原発の耐震設計の概要
応答スペクトルに基づく手法
断層モデルを用いた手法)
第3章 震源を特定せず策定する地震動(2004年留萌支庁南部地震の知見は十分考慮されているのか)(新基準の内容
2004年留萌支庁南部地震
地盤による増幅 ほか)

著者紹介

内山 成樹 (ウチヤマ シゲキ)  
1946年生まれ。1970年東京大学理学部卒業。1980年弁護士登録。高速増殖炉「もんじゅ」訴訟、原子力船「むつ」訴訟の弁護団に加わる。脱原発裁判として差し止め訴訟の浜岡原発、大間原発、東海第二原発、大飯原発、伊方原発、川内原発の各弁護団に加わり地震問題を担当し、地震動問題を展開する。数少ない理系の弁護士として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)