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日本人が知らない漁業の大問題

新潮新書 612

出版社名 新潮社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-10-610612-5
4-10-610612-4
税込価格 778円
頁数・縦 191P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

寿司や刺身を例に出すまでもなく、魚食の文化は日本人の生活に深く溶け込んでいる。だが、それを支える日本の漁業は今、危機的状況にある。しばしば報道されるマグロやウナギの規制問題ではない。漁業の担い手の不足、若者の魚離れ、輸出への依存、効率化を過剰に求める政策、スーパーに並ぶ魚の画一化など、このままで行けば日本の漁業の消滅、先祖から受け継がれてきた魚食文化の崩壊につながりかねない大問題が山積しているのである。本書は、そうした深刻な構造問題をつぶさに指摘、データや具体事例を交えながら徹底検証している。著者は、水産物流通を専門とする水産学者で、現在、鹿児島大学水産学部教授。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年04月27日])

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商品内容

要旨

マグロやウナギが規制されると、日本の食文化が守れない?そんなの漁業の本当の危機じゃない。年々衰退し続ける漁の現場、揺らぐ卸売市場流通、定番商品ばかりの小売の店頭、ブランドや養殖への過剰参入、的外れの政策のオンパレード、そして失われゆく魚食文化…新聞やテレビでは報じられない、日本漁業を取りまく深刻な構造問題を気鋭の水産学者が徹底検証。余命数十年ともいわれる漁業と魚食の今とは―。

目次

1 漁業は誰のためのものか
2 「海外に活路を」は正論か
3 漁協は抵抗勢力なのか
4 養殖は救世主たりうるか
5 複雑すぎる流通には理由がある
6 サーモンばかり食べるな
7 ブランド化という幻想
8 あまりに愚かな「ファストフィッシュ」
9 認証制度の罠
10 食育に未来はあるのか

おすすめコメント

誰が漁業を殺すのか。「魚食」廃れて国滅ぶ――。衰退し続ける漁の現場、揺らぐ流通・小売と魚食文化、的外れの政策……新聞やテレビでは報じられない、漁業を取りまく深刻な構造問題を気鋭の水産学者が徹底検証。

著者紹介

佐野 雅昭 (サノ マサアキ)  
1962年大阪府生まれ。京都大学法学部卒。東京水産大学修士課程、水産庁を経て北海道大学水産学研究科で博士号取得。現在、鹿児島大学水産学部教授。専門は水産物流通。著書に『サケの世界市場』(漁業経済学会学会賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)