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観世清和と能を観よう

新版日本の伝統芸能はおもしろい

出版社名 岩崎書店
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-265-08371-8
4-265-08371-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 55P 29cm

商品内容

要旨

650年続く能の家に生まれ、3歳から稽古をはじめた少年には、子どもらしい夢がありました。それはパイロット。その時代、男の子があこがれる最高の職業だったのです。「夢はパイロット」と作文に書きながらも、いつしか、能楽師として生きていくことを心に決めていたのです。能には、言葉を超えた力があります。音楽と謡と舞が作り出す空間は、不思議と心が和む心地よさでいっぱいになります。すばらしい能の世界を、いっしょにのぞいてみましょう。

目次

第1章 能の世界を見てみよう
第2章 能を知ろう
第3章 能の歴史
第4章 観世先生おすすめの能
第5章 観世先生に聞いてみよう
第6章 能の家に生まれて

出版社・メーカーコメント

観阿弥世阿弥の系譜である観世流家元が、能の歴史、面、装束、型、舞台、舞台裏、演目などをわかりやすく教える。型の稽古の頁に息子で子方として舞台に立つ三郎太さんが登場。

著者紹介

観世 清和 (カンゼ キヨカズ)  
1959年東京生まれ。父は25世宗家観世左近(元正)。平成2年家元を継承。室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む観世流の26世宗家として、現代の能楽界を牽引する。国内公演はもとより、フランス、インド、タイ、中国、アメリカ、ドイツ、ポーランド、リトアニアなどの海外公演、および「箱崎」などの復曲、「利休」をはじめとする新作能にも意欲的に取り組み、2012年にはキリシタン能「聖パウロの回心」を初演した。芸術選奨文部大臣新人賞受賞
小野 幸惠 (オノ サチエ)  
1954年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)