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AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

講談社現代新書 2307

出版社名 講談社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-06-288307-8
4-06-288307-4
税込価格 880円
頁数・縦 247P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

「ルンバ」などのお掃除ロボット、スマートフォンに搭載された音声認識機能、あるいはグーグルなどが開発を進める自動運転車など、AI(人工知能)を搭載した機器は、私たちの生活にますます身近なものとなっている。今後、AI、またそれを搭載した次世代ロボットの開発は加速する一方だろう。本書は、AIの現状とこれまでの開発の経緯、最新AIの仕組み、グーグルなどAIの開発に積極的なIT企業が何を狙っているのか、そしてAIが人間の知能を超える時、人類との関係はどのようになっていくのか、といったテーマを詳細に追っている。著者はニューヨークでの新聞社勤務等を経て、現在はKDDI総研リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授を務めている。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年05月08日])

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商品内容

要旨

脳科学とコンピュータの融合が私たちの常識を覆す!自動運転車、ドローン、ロボット兵器、雇用・産業構造、医療・介護、芸術…「自ら学んで成長する能力」を身につけた次世代ロボットは、人間社会をどのように変えるのか。

目次

第1章 最新AIの驚異的実力と人類滅亡の危惧―機械学習の光と陰(機械学習とは何か
グーグルvs.フェイスブックvs.百度 ほか)
第2章 脳科学とコンピュータの融合から何が生まれるのか―AIの技術と歴史(機械学習の基礎:線形・ロジスティック回帰分析
現代AIの正体 ほか)
第3章 日本の全産業がグーグルに支配される日―2045年「日本衰退」の危機(アシモフや手塚治虫が描いた次世代ロボットへ
なぜ今、「ロボット・ルネッサンス」なのか ほか)
第4章 人間の存在価値が問われる時代―将棋電王戦と「インダストリー4・0」(将棋電王戦が示唆するもの
将棋ソフトの飛躍的進化を促した機械学習 ほか)

おすすめコメント

脳科学とコンピュータの融合が私たちの常識を覆す! 自動運転車、ドローン、ロボット兵器、雇用・産業構造、医療・介護、芸術…… 「自ら学んで成長する能力」を身につけた 次世代ロボットは、人間社会をどのように変えるのか AIが「人類を滅亡させる」のは本当か? いまそこにある「日本衰退」の危機とは? 「ルンバ」などのお掃除ロボット、グーグルが先鞭をつけた自動運転車は、掃除機や自動車などの姿を借りた次世代ロボットであり、おそらく今後、あらゆる製品で同じようなことが起こる。つまり、家電や自動車をはじめとする多くの既存製品が、一種の知性(AI)を帯びたロボット的な製品へと 生まれ変わるのだ。AIと次世代ロボット技術は、今後、私たちを取り巻く全ての産業を塗り替えてしまう。日本の産業界がそれに気づかず、この分野でグーグルなどに後れを取ると、一体どうなるのか。これを今こそ、日本の産業界はよく考えないといけない―。 【本書のおもな内容】 第1章 最新AIの驚異的実力と人類滅亡の危惧 機械学習の光と陰 第2章 脳科学とコンピュータの融合から何が生まれるのか AIの技術と歴史 第3章 日本の全産業がグーグルに支配される日 2045年「日本衰退」の危機 第4章 人間の存在価値が問われる時代 将棋電王戦と「インダストリー4.0」

著者紹介

小林 雅一 (コバヤシ マサカズ)  
1963年群馬県生まれ。KDDI総研リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)