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太平洋戦争最後の証言 第3部

大和沈没編

角川文庫 か63−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-04-102701-1
4-04-102701-2
税込価格 880円
頁数・縦 428P 15cm
シリーズ名 太平洋戦争最後の証言

商品内容

要旨

「大和が沈む時は、帝国が沈む時」と謳われた巨艦は、昭和20年4月7日午後2時23分、沖縄への水上特攻作戦の末に、東シナ海で永遠の眠りについた。乗組員3332人のうち、生還したのはわずか276人に過ぎなかった。作戦参謀、設計者、主砲や高角砲、そして機銃を担当した乗組員ら多数の証言から、戦艦大和の実像を浮き彫りにする。なぜ戦艦大和は今も「日本人の希望」でありつづけるのか。戦争ノンフィクション3部作、完結編。

目次

重い口を開いた作戦参謀
極秘建造された巨大戦艦
姿を現わした大和
痛恨のミッドウエー海戦
「鉄の城」と「大和ホテル」
マリアナ沖海戦
レイテ決戦「巨砲」の咆哮
人生最後の帰郷
来る者、去る者
温情の「最後の上陸」
出撃を見送った桜
猛火の中で
奇跡の脱出
鎮魂の海

おすすめコメント

なぜ戦艦大和は今も「日本人の希望」でありつづけるのか――。人類未曾有の46センチ砲を9門も搭載した巨艦の最期を90歳を前後する老兵たちの証言で綴った渾身のドキュメント。シリーズ三部作、完結編。

著者紹介

門田 隆将 (カドタ リュウショウ)  
1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。戦争、事件、司法、スポーツ等、幅広いジャンルでノンフィクションを執筆。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)