分子レベルで見た触媒の働き 反応はなぜ速く進むのか
ブルーバックス B−1922
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2015年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-257922-3
(4-06-257922-7) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 263P 18cm |
商品内容
要旨 |
化学反応には、自分は変化しないにもかかわらず、反応を進める触媒の存在が重要です。しかしこれまで触媒がなぜ「触媒の働き」をするのかは、ほとんど分かっていませんでした。本書では、最新の表面科学によって解き明かされつつある触媒が働く仕組みを分かりやすく解説します。 |
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目次 |
第1章 触媒と表面科学(1909年7月2日、カールスルーエ工科大学にて |
おすすめコメント
透明な液体の過酸化水素水に二酸化マンガンの真っ黒な粉を入れると、ブクブクと酸素の泡が発生した。多くの人にとって、触媒との出会いはこの実験だったと思います。化学を学んだ人にとっては、触媒の重要性は言うまでもないでしょう。化学反応を進めるためには、触媒はほぼ必須です。では、なぜ触媒は「触媒の働き」を示すのでしょうか? 本書は、最新の表面科学によって明らかにされつつある「触媒の働く仕組み」を、やさしく興味深く解説します。