安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生
文春新書 1052
| 出版社名 | 文藝春秋 |
|---|---|
| 出版年月 | 2015年11月 |
| ISBNコード |
978-4-16-661052-5
(4-16-661052-X) |
| 税込価格 | 935円 |
| 頁数・縦 | 239P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本人は「ディベートが苦手」などと指摘されることが多く、欧米人に比べ情緒的、非論理的にものを考える、ということが半ば常識のようになっている。だが、そういった“常識”を口にする人のほとんどは、なんとなく受け継がれてきたステレオタイプの見方に従っているだけであり、明確な学術的根拠に基づいているわけではない。本書では、この根強い「日本人論」の通説を、数多くの学術論文を参照にしながら、比較文化の心理学の成果などをもとに徹底検証。論理的か否かは、日本人を含む東洋人と西洋人の「思考の文化差」にすぎないことを明らかにしている。著者は現在大阪市立大学文学研究院教授。主に思考や推論の心理学的研究に取り組んでおり、『思考・進化・文化 -日本人の思考力』(ナカニシヤ出版)などの著書がある。 |
商品内容
| 要旨 |
26期連続増収増益という前代未聞の偉業を成し遂げたドン・キホーテ。だが、創業者、安田隆夫の人生はまさに失敗と苦難の連続だった。「逆張り」「権限委譲」「夜の市場」をキーワードにのし上がった男の波乱万丈の一代記! |
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| 目次 |
はじめに 若者よ、「はらわた」を振り絞れ! |



出版社・メーカーコメント
驚異の「26期連続増収増益」ドンキホーテはいかにして生まれたか? 創業以来26年間連続で増収増益という前代未聞の偉業を達成。今年6月期には売上高約6840億円となったドン・キホーテ。創業者の安田隆夫・前会長は、普通の企業人とは異なるユニークな経営哲学の持ち主だ。若い頃、安田氏は麻雀やパチンコで食いつなぎながら、悶々とした日々を送っていた。29歳の時、ディスカウント店「泥棒市場」を始めるが、商品は売れず、仕入先には騙され、たった1人で思い悩む日々……。ある晩、遅くまで商品を荷解きしていると、飲み会帰りのサラリーマンが「それ、買える?」と声をかけてきた。よくよく観察していると、深夜にこそ売るチャンスが転がっていることに気づいた。それがドンキ飛躍のカギとなる「夜の市場」の発見だ。