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ビジネスを「先読み」する人の日本経済史の読み方

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-04-601311-8
4-04-601311-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

この本を読んでいただく目的は二つあります。一つは、戦後の日本経済の歩みを振り返り、何が起き、どういう対策を採ってきたかを理解するとともに、それを今後の予測に役立てようということです。もう一つは、「経済のしくみ」を理解していただくことです。その両方を行うことで、みなさんの「経済を読み解く力」は格段に上がります。

目次

第1章 なぜ借金大国日本は破綻しないのか―終戦直後(国の借金1000兆円は世界最悪の水準
戦後ハイパーインフレが起きたのはなぜか ほか)
第2章 日本が経済大国になれた理由―高度経済成長期(東京オリンピックは経済成長のシンボルだった
国の経済は三つの段階を経て発展していく ほか)
第3章 バブル崩壊はなぜ止められなかったのか―1980年代バブル(バブルはなぜ発生し、崩壊するのか
「余ったお金」が土地と株に流れ込む ほか)
第4章 金融の異次元緩和は救世主となるか―世界同時不況とアベノミクス(異次元緩和の先に何が起こるのか
金融危機とITバブル崩壊のダブルパンチ ほか)
第5章 これからの日本で起きること―日本の未来(収入の二極化
若年層の所得が上がらない ほか)

著者紹介

小宮 一慶 (コミヤ カズヨシ)  
経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問も務める。1957年、大阪府堺市生まれ。81年京都大学法学部卒業。東京銀行に入行。84年から2年間、米国ダートマス大学タック経営大学院に留学。MBA取得。帰国後、同行で経営戦略情報システムやM&Aに携わったのち、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。この間、93年にはUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)選挙監視員として、総選挙を監視。95年に小宮コンサルタンツを設立し、現在に至る。2014年名古屋大学客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)