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いつも余裕で結果を出す人の複線思考術

出版社名 講談社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-06-219525-6
4-06-219525-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

「単線」アタマを「複線」にすると行動も考えも大胆に!今すぐできる簡単メソッド満載。

目次

1 余裕を生み出す複線思考、すぐパニックになる単線思考
2 複線思考術1 「自己視点」と「他者視点」を両立させる複線思考
3 複線思考術2 「主観」と「客観」を切り替える複線思考
4 複線思考術3 「部分」と「全体」で把握する複線思考
5 複線思考術4 「直感」と「論理」を合わせる複線思考
6 複線思考術5 「現実」に「問い」をぶつける複線思考

おすすめコメント

「単線」アタマを「複線」にするだけで、人間関係の悩みスッキリ解決! 相反する二つの路線を交互に使うと、行動も考えも大胆に! 著者の多芸多才な仕事は、どのような方法で可能になるのか。複数の作業を同時に処理して生産性を上げる脳の使い方を、「複線思考」をキーワードにアドバイスする。また、世阿弥、宮本武蔵、勝海舟、エジソンから、鈴木敏文、羽生善治、錦織圭、有吉弘行まで、古今東西の複線思考の達人に学ぶ。本当にすごい役者は、舞台上で演じながら、同時にその姿を観客席から見ることもできる――。能を大成した世阿弥が本にそう書いています。そんなふうに、もう一人の自分から自分を見るという能力は、舞台の上の役者だけでなく、私たちの日常でも大いに役立ちます。この能力があれば、自分の立場や言動、発想、そして感情さえも客観的に把握することができ、それらをうまくコントロールできるに違いないからです。いま、多くの人が忙しさに振り回されて、コントロールがきかず、自分のコンディションを乱しているのではないでしょうか。単線思考だから行き詰まり、パニックになるのです。つねに代替案を持って提案する、この方法ではダメだとわかったらすぐに違う方法を考える、全体の進行を見て自分の時間を配分する、コメントを考えながら人の話を聞くなど、複線的に行動すれば余裕ができます。じつは人は昔から、自己と他者、主観と客観、部分と全体、直感と論理、現実と問いといった、二つの路線(つまり複線)を交互に行き来しながら、効率的にものを考えてきました。多くの事例とちょっとしたレッスンをご紹介しますので、複線思考術を身につけていただき、いいことずくめの人生を手に入れてください!(本文より)

著者紹介

齋藤 孝 (サイトウ タカシ)  
明治大学文学部教授。1960年、静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。テレビ、ラジオ、講演等多方面で活躍。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)