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花森安治伝 日本の暮しをかえた男

新潮文庫 つ−35−1

出版社名 新潮社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-10-120281-5
4-10-120281-8
税込価格 737円
頁数・縦 426P 16cm

商品内容

要旨

全盛期には100万部を超えた国民雑誌『暮しの手帖』。社長・大橋鎭子と共に会社を立ち上げた創刊編集長・花森安治は天才的な男だった。高校時代から発揮した斬新なデザイン術、会う人の度肝を抜く「女装」、家を一軒燃やした「商品テスト」。ひとつの雑誌が庶民の生活を変え、新しい時代をつくった。その裏には、花森のある決意が隠されていた―。66年の伝説的生涯に迫る渾身の評伝。

目次

『暮しの手帖』が生まれた街
第1部(編集者になるんや
神戸と松江
帝国大学新聞の時代)
第2部(化粧品で世界を変える
北満出征
ぜいたくは敵だ!
「聖戦」最後の日々)
第3部(どん底からの再出発
女装伝説
逆コースにさからって)
第4部(商品テストと研究室
攻めの編集術
日本人の暮らしへの眼
弁慶立ち往生)

おすすめコメント

全盛期には100万部を超えた国民雑誌『暮しの手帖』。社長・大橋鎭子(しずこ)と共に会社を立ち上げた創刊編集長・花森安治は天才的な男だった。高校時代から発揮した斬新なデザイン術、会う人の度肝を抜く「女装」、家を一軒燃やした「商品テスト」。ひとつの雑誌が庶民の生活を変え、新しい時代をつくった。その裏には、花森のある決意が隠されていた――。66年の伝説的生涯に迫る渾身の評伝。

著者紹介

津野 海太郎 (ツノ カイタロウ)  
1938(昭和13)年福岡生れ。早稲田大学文学部卒業後、演劇・出版に携わる。晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長を歴任。2003(平成15)年『滑稽な巨人―坪内逍遙の夢』で新田次郎文学賞、’09年『ジェローム・ロビンスが死んだ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)