大久保利通と東アジア 国家構想と外交戦略
歴史文化ライブラリー 419
出版社名 | 吉川弘文館 |
---|---|
出版年月 | 2016年2月 |
ISBNコード |
978-4-642-05819-3
(4-642-05819-2) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 200P 19cm |
商品内容
要旨 |
征韓論政変後、大久保利通が華夷秩序の打破に向けた東アジア政策を展開するなかで、めざしたものとは何だったのか。異なる秩序の「対立・相克」の具体像と、戦争を回避した「妥協」の要因を、国家構想との関連で描く。 |
---|---|
目次 |
大久保利通が直面した東アジア世界―プロローグ |
おすすめコメント
征韓論政変後、大久保利通は近代国際法に準拠し、華夷秩序の打破に向けた積極的な東アジア政策を展開した。そのなかで大久保がめざしたものとは何か。樺太問題、台湾出兵、清国との交渉、琉球併合、江華島事件、日朝修好条規締結…。異なる秩序がぶつかる「対立・相克」の具体像と、戦争を回避した「妥協」の要因を、国家構想との関連で描く。