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脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-314-01137-2
4-314-01137-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 591P 20cm

商品内容

要旨

光、音、電気、運動、そして心の作用が、脳の配線をつなぎ変える!米国で人気の精神科医が、難病を克服した数々の患者や、医師、関係者らを徹底取材。回復するまでの驚きのエピソードとともに神経可塑性研究の最前線が克明に綴られ、ニューヨークタイムズ・ベストセラーに輝いた、科学・医療読み物の注目作。

目次

第1章 ある医師の負傷と治癒―マイケル・モスコヴィッツは慢性疼痛を脱学習できることを発見する
第2章 歩くことでパーキンソン病の症状をつっぱねた男―いかに運動は変性障害をかわし、認知症を遅らせるのに役立つか
第3章 神経可塑的治癒の四段階―いかに、そしてなぜ有効に作用するのか
第4章 光で脳を再配線する―光を用いて休眠中の神経回路を目覚めさせる
第5章 モーシェ・フェルデンクライス 物理学者、黒帯柔道家、そして療法家―動作に対する気づきによって重度の脳の障害を癒す
第6章 視覚障害者が見ることを学ぶ―フェルデンクライス・メソッド、仏教徒の治療法、その他の神経可塑的メソッド
第7章 脳をリセットする装置―神経調節を導いて症状を逆転させる
第8章 音の橋―音楽と脳の特別な結びつき

おすすめコメント

これまで治療不可能と考えられていた神経由来の精神的/身体的な機能障害の諸症状の多くは、〈神経可塑性〉研究の知見を活かした治療で劇的に改善する。 米国で人気の精神科医が、難病を克服した数々の患者や医師、関係者らを徹底取材。回復するまでのエピソードとともに神経可塑性研究の最前線を克明につづってニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった、科学・医療読み物。

著者紹介

ドイジ,ノーマン (ドイジ,ノーマン)   Doidge,Norman
精神科医・精神分析医。コロンビア大学精神分析研究センターおよびトロント大学精神医学部に所属。古典と哲学を専攻後、コロンビア大学で精神医学と精神分析学を学ぶ。作家・エッセイスト・詩人でもあり、カナダのNational Magazine Gold Awardを4度受賞。テレビやラジオ等へも頻繁に出演し、国内外で精力的に講演を行なう
高橋 洋 (タカハシ ヒロシ)  
翻訳家。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)