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台湾少女、洋裁に出会う 母とミシンの60年

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-314-01143-3
4-314-01143-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 268P 18cm

商品内容

要旨

もうひとつの“カーネーション”がここにあった!『主婦之友』『婦人倶楽部』…日本統治下の一九三〇年代の台湾で、日本の婦人雑誌に魅了された少女は、親の反対を押しきって、洋装店の見習いとなり、やがて台南に自ら洋裁学校を開校する。母が息子に語った“小さな近代史”

目次

序―六〇年の洋裁人生
目覚めのころ 1931‐36
学びのころ 1936‐44
戦中戦後の混乱を生きる 1944‐53
独立のころ 1953
夢中で仕事をしていた 1953‐60
路地裏で花開く洋裁学校の全盛期 1960‐74
終わりの季節―1974‐94
終わりに―最後の盛装

著者紹介

鄭 鴻生 (ジェン ホンシェン)  
1951年、台湾・台南市生まれ。国立台湾大学哲学部卒業。在学中に、「保釣運動」や大学民主化運動に参加。緑島での兵役ののち、アメリカでコンピュータ工学を学び、修士号を取得。88年帰国し、資訊工業策進会(政府情報工学研究機関)でネットワーク構築に携わる。96年、妻とともにシドニーに一年滞在。現在、作家兼主夫。著書に、邦訳された『台湾68年世代、戒厳令下の青春―釣魚台運動から学園闘争、台湾民主化の原点へ』(2002年、聯合報「読書人」年間最優秀賞)ほか
天野 健太郎 (アマノ ケンタロウ)  
1971年、愛知県生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学院に留学。帰国後は中国語翻訳、会議通訳者。また、聞文堂LLC代表として台湾の書籍を日本に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)