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とどけるひと 別れの手紙の郵便屋さん

富士見L文庫 は−4−2−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-04-072399-0
4-04-072399-6
税込価格 660円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

彼氏にメールで別れを告げられ、同時に職場からも解雇された佐々羅すず。失意のうちに実家に戻った彼女は、母の勧めから郵便局で働くこととなる。うらぶれた地元の退屈な仕事―そう思っていたすずが配属されたのは「さよなら郵送課」という聞きなれない部署。そこは“別れの手紙”を届ける、一風変わった仕事場だった。倦怠期の男女。長く連れ添った老夫婦。そして親子。すずが届ける手紙と言葉が、別れと向き合う人々の心を解きほぐしていく―。別れは辛いだけじゃない。想いを届ける人たちの感動の物語。

おすすめコメント

「別れがくれるのは、きっと悲しみだけじゃない」想いが詰まった感動の物語 東京で夢破れ、実家へと戻ってきたすずは、母の勧めで郵便局の仕事に就く。配属先は“別れの手紙”を届けるという「さよなら郵送課」。そこですずは別れの手紙に込められた、一人ひとりの想いに気づいていく――。

著者紹介

半田 畔 (ハンダ ホトリ)  
2015年、第3回富士見ラノベ文芸大賞にて応募作『風見夜子の死体見聞』が軽快な展開と会話劇を評価され、満場一致の金賞受賞。改稿した本作にて作家デビューを果たす。逗子生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)