• 本

大学病院の奈落

出版社名 講談社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-06-220758-4
4-06-220758-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 278P 20cm

商品内容

要旨

群馬大学病院第二外科で、患者18人が連続死していた!未熟な技量で高度医療に挑む「野心家」医師と、ポストに執着する教授たちが引き起こした惨劇。なぜ変わらないのか。なぜ変われないのか。終わりなき「白い巨塔」―。新聞協会賞受賞記者が書き尽くした、驚異の医療ノンフィクション。

目次

プロローグ ある男性の死
第1章 「死亡率12%」の衝撃
第2章 パンドラの箱が開いた
第3章 院内戦争
第4章 見えてきた真相
第5章 遺族の物語
第6章 技量不足が招いた悲劇
第7章 功名心にはやる医師たち
第8章 先端医療の落とし穴
終章 「完全なる変容」目指して

おすすめコメント

新聞協会賞受賞記者が書き尽くした、超弩級・医療ノンフィクション!大学病院で発生した18人連続死の背後にある「白い巨塔」の病理

著者紹介

高梨 ゆき子 (タカナシ ユキコ)  
読売新聞医療部記者。お茶の水女子大学卒業後、1992年読売新聞社入社。山形支局などを経て、社会部で文部科学省、会計検査院を担当し、調査報道班で公費の無駄追及キャンペーンを手がけた後、厚生労働省担当キャップを務める。医療部に移り、医療政策や医療安全、医薬品、がん治療、難病などの取材を続ける。群馬大学病院の腹腔鏡手術をめぐる一連のスクープにより、2015年度新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)